丸刈り。
と、いうワードをとりあえず先に書いてみた。思いつきだが今回は何とかこれを活かしてみたいと思う。
丸刈りについて書くにあたり、とりあえず「丸刈り」という言葉について調べてみたら、
仏教の僧侶、軍隊や刑務所の囚人などが日常生活と決別するため頭髪を非常に短く均等な長さに刈り取ることである。
という記述があった。
日常生活と決別する。急に話が重くなりそうだが、僕にだって決別したい日常生活ぐらいある。気がつけばうんこを拭く紙がない事とか、また洗面台の排水口が詰まった事とか、最近炊飯器が水漏れしている事とか、いろいろある。
書いてみた所で見直してみると、いろいろあるにはあるが、どれも丸刈りにしてまで決別するって程の事じゃないことも解る。しかも日常生活というには部分的すぎるか。
いやまて。見方を変えると、もしかしたら部分的な日常生活との決別は、部分的な丸刈りにて行うということかもしれない。
もしそうだとするなら、例えばウド鈴木のような頭だと、まだ決別したくない日常も「あれぐらい」あるという事になり、何かと意味を見出せそうで面白い。そして個人的には、最初安易に「高校球児」の方向に走りかけて、話が続かなかったことを考えれば上出来だと思う。