今、三重県の志摩マリンランドで、巻貝や二枚貝、泳ぐ貝に光る貝など、世界でも珍しい生態の貝を多数集めた展示会を行っているらしい。
この手の「沈黙が似合う展示会」が大好きな僕としては、なかなかに興味深いニュース。目玉の展示は「超デカいサザエ」。いいねえ。ぐっとくるねえ。
とまぁ、ここまではよかった。しかし問題はこの展示会の名前だ。
【春季特別展「知ってるカイ?泳ぐ貝・光る貝」】
ここでダジャレ。ダジャレ愛好家の僕からみても、このダジャレは不要なダジャレと言わざるを得ない。こういう展示会は最後までアカデミックの皮を被り切らないと、最も大切な「奥ゆかしさ」がなくなってしまうのだ。観る側の気持ちはどうあれ、その展示会自体はあくまでスカしていなくてはいけない。そこを間違えると途端に品がなくなり、巻き貝でも巻き糞でもいいって話になる。それはならないけど。
そんなことを考えていたら、志摩マリンランドでは「カレイなる一族」という展示会も開催していたという事実が、記事の下の方に書いてあるのを見つけてしまった。口にするのも恐ろしいことだが、「カレイ」の展示会である。やってくれるぜ。
志摩マリンランド。ちょっと目が離せない感じ。