ドイツの調査機関が発表したところによると、ドイツ人の64%が性に関する話題を嫌うことが明らかになったらしい。シモの話禁止。ドイツ、生きにくい。
我が国にも、シモの話題に対して「ワタシそんなのわかんな~い」とブリブリのスタイルを決め込む女子が生息しているが、この手合いはむしろシモの話題を嗅ぎつけては自らその輪に入り、その上で「ワタシそんなのわかんな~い」とブリブリしてみせる策士なので、嫌っているどころか好物であるともいえる。
さて。トークの潤滑油であり、抑えの切り札でもあるシモだが、現在その取扱いがどんどんむずかしくなっていることに気づいている人が、はたして何人いるだろうか。
平成も早や20年。現代のシモにはインテリジェンスが求められるようになっているのだ。
想像になるが、おそらくドイツ人の64%が嫌っている性に関する話題というのは、「昭和のシモ」を指しているのだと思う。昭和のシモとは、所謂うんこちんちんを媒介とした感染力の強いえんがちょであり、レシピも1行で済むような単純製法の飛び道具であるが、これがインテリジェンスを適量混ぜるシモのレシピとなると、10行や20行ではきかなくなる。再現するのも簡単ではない。
しかし、何度もそのレシピに取り組み、技術を磨いていけば、いつかはドイツ人相手にシモの話をすることが出来るようになるはずだ。そうなれたらどんな良いことがあるのかまで知りたいアナタは、1000円くれたら教えてあげます。