生乾きの与太話をモゾモゾと書いてます。読んだアナタの口元が、「ふにゃ」と緩めばしてやったり。日常の隙間にご覧あれ。
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491号 「機械仕掛けの体温計」
 生まれて初めて買った体温計で、自分の体温を測った。


 僕は熱を測るのが苦手だ。体がだるくて「熱があるんじゃないか」と思っても、実際に熱がある事を数値で確認してしまうと、ますますだるくなる気がするからだ。測らなければ、あるのかどうかも闇の中。知らなくてもいい事が、世の中にはあるのだ。


 しかしその夜、どうかしちゃったんじゃないかという程に顔が火照ってしょうがなかった。そこでコンビニに向かった僕だが、買いに行ったのはちょっと高級な栄養ドリンク。体温計など買うつもりではなかった。しかし、レジ前にぶら下がっているそれが「おめえさんもそろそろ潮時なんじゃねえのかい」と、僕に言っている気がして。江戸言葉には弱い。


 家に帰った僕は、コンビニの袋に手を入れる。ちょっと高級な栄養ドリンクが取り出され、それを一気飲み。これで空になった袋なら、ただちにおにぎりの形にたたむところだが、まだ入っている。体温計だ。


 これを使うのは何年ぶりだろう。思わず説明書に目を通す。下側からだいたい30の角度で、脇の奥深くまで差し込み、そしてしっかりと閉じる。測られている。いま僕は、熱を測られている。


 ピピピ。終了の音。相変わらず僕の顔は火照ってカッカしているし、頭もぼーっとしてきた。あーあ、これを数値で見ちゃうと、ほんと余計にだるくなるんだよなあ。ちらっ

 『35.8』

 そんなバカな。これは測り方を間違ったか。脇の閉じ方が甘かったか。ええい、もう一度だ。

 『36.7』

 ないじゃないか。熱、ないじゃない。測り間違いでもなさそうだ。ええ、そんなあ。


 よくわからないけど、僕はとてもがっかりした。こんなハズじゃなかったのに、とか思い始めている。じゃあどんなハズだったのだろう。わからない。

 わからないついでに、なんとなくもう1回測ってみた。

 『37.2』


 あああ!ほらあ!

 なんだよもう!だから機械は当てにならない!

 いい加減!ほんといい加減なもんだよ!
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by lofibox | 2007-01-25 21:45 | ノーマルコラム
490号 「またの機会に」
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 デパートでジーパンを買った。

 バーゲン中だったので、メンズフロアの各店をまわって割引が適用されているジーパンを探す。数十分後、とある店で30%引きの気に入った品が見つかったので、すそ上げを頼む事にしたのだが、担当してくれた店員さんの髪型が少し気になった。

 確か、GLAYの人がこんな髪型をしているのをテレビで見た事がある。斜めに傾きながらもその形状を崩さない、圧倒的なスーパーハード。そして数本に枝分かれしたその先は鋭利に尖っており、滑らかなシュプールを描いている。少々適当な表現をしてしまったが、ニュアンスは伝わるだろう。
 
 ここで大事なのは、僕がその髪型に目をつけた理由は物珍しさなどからではない、という事だ。すその長さを決め、ピンで止めてもらう時、位置関係からしてその鋭利な先端が僕のふとももあたりにプスプスと刺さるのではないか、と考えたからなのだ。実際にその質感と硬度を確かめる事が出来ると思うと、ワクワクしてしかたがなかった。


 でも、刺さる事はなかったのです。
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by lofibox | 2007-01-23 22:03 | ノーマルコラム
489号 「I'm hungry」
 腹が減ってはいくさは出来ぬ、というが、いま僕は腹が減ったまま職場という戦場にいる。

 「なにかたべたい」と、心から願うこの気持ちさえ書ければ、今日のコラムはこれで終わってしまってもいい。それぐらい、「なにかたべたい」という事しか頭に浮かばない。

 ここでひとつダジャレを思い付いた。

 「腹が減ってはコラムも書けぬ」

 うーん、だめだなコレは。こんな切れ味では、リンゴの皮すら剥けやしない。

 と、例えてみたが、考えてみるとリンゴの皮ってけっこう硬いよな。あんまり正しい例えじゃなさそうだぞ。

 こんな切れ味では、刺身こんにゃくをスライスする事すら出来やしない。と、これならいいか。

 ああ、はらがへった。食パンにハチミツを塗りたくってガフガフと食べたい。僕はもう、それだけでいい。
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by lofibox | 2007-01-22 23:32 | ノーマルコラム
488号 「エビぬき野球はプレイボールOK」
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 昼のランチの定食屋。隣の席には何故だかジャージの高校生2人。平日の昼間にジャージの高校生が定食屋に居るとは。乱れているんじゃないのか、風紀が。


 ジャージA:「オレ、ご飯スーパー大盛りね!」

 店員さん :「大盛りでよろしいですか?」

 ジャージA:「スーパー大盛り!」

 店員さん :「はい」


 むむぅ、これはかなり乱れているぞ。風紀が。そしてあの目、ジャージBのあの目も、やはり何かを企んでいる目だ。


 ジャージB:「オレ、串カツ定食にしようかな」

 店員さん :「串カツ定食でございますね」

 ジャージB:「いや、串カツの、エビぬきで!」

 店員さん :「エビぬきでございますね。では少々お待ちくださいませ」


 ……策に溺れたな、ジャージB。望んだ展開はそうじゃないだろう。レモンティーのレモンぬき、とか、コーラの炭酸ぬき、とか、そういう類いの冗談だったはずだろう。だが、しかし。串カツのエビぬき。言わんとする事は解る。確かに串カツにおいてエビは不動のレギュラー。無くてはならないアイテム。

 しかし、盛れない事はない。盛れない事はないのだ。ファンが望むならば、一日ぐらい4番がベンチに居ても野球は出来る。それなら受注出来る。定食屋は、受注出来てしまう。


 ジャージA:「お前、エビ嫌いなのか」


 それみろ、ジャージAは気づいてすらいないぞ。君の尻は誰も拭ってくれない。道は険しいが、これも試練。まだ引き下がるな。うんこまみれでも、前に進むんだ。その一歩を!


 ジャージB:「……まあな」


 あぁぁぁぁ。
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by lofibox | 2007-01-19 21:49 | ノーマルコラム
487号 「AMENI」
 冬の雨には救いがないと思う。

 この僕もいくつかは歳をとり、物事の価値観がひっくり返る瞬間が何度かあったが、この冬の雨だけはどの角度から捉えてみても救いがない。ひたすらに憂鬱。冷たくて寒くて、体の中心に向かって全てのパーツが収縮する感じだ。

 夏の雨はいい。あれには楽しみようがある。お気に入りの長靴を履いて、買ったばかりの傘を差し、ちっぴちっぴちゃっぷちゃっぷらんらんらん。晴れたら庭に寝転がり、お待ちかねの洗濯物と一緒に乾くのを待とう。次の遊びを考えながら、ひと眠りさ。


 「この季節、うまくいかないだいたいの事は、冬のせいにしていいと思うんだ」 とは、僕と同じく冬が苦手な隣人のセリフ。確かに、冬は何をするにも二手三手多くかかる気がする。行動のひとつひとつが遅くなりがちだ。そういう時に僕は、恒温動物としての限界を感じたりする。

 といって、もし僕に冬眠機能が備わったとしても、それを起動させるかと言えばしないだろうなあ。そこのところは微妙な心模様だけれども、例えるなら一番近いのは、『乙女心』なのかもしれない。
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by lofibox | 2007-01-18 20:17 | ノーマルコラム
486号 「牙」
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 年末に結婚した会社のMさんは、近々新婚旅行でボラボラ島という所に行くのだそうだ。

 何でもボラボラ島とは、タヒチ島から北西に260km離れたところにある珊瑚礁の島々が集まった場所で、『南太平洋の真珠』とも呼ばれているらしい。写真があったので見てみると、なるほど実に美しい。まさに地上の楽園と言ったところ。


 出発の日が近づくにつれ、傍目にも分かる程にウキウキしているMさん。

 「DVDを観まくるんですよ!」
 「本をね、たくさん読んでやろうと思って。」
 「ボラボラをブラブラしてやろう!なんつって!ハッハハ!」

 日常を切り取って増幅させる。それもアリだと思う。DVDを観ても、本を読んでも、そこはボラボラ島なのだから。しかし、見逃せないのは最後のセリフだ。それはダジャレじゃないか。


 「バラバラのボラボラをブラブラするんですね」

 間髪入れずやり返す僕。少しずるい手法ではあるが、一撃で決めるには効果的だ。別に普段からこんな張り合い方をしている訳ではないが、時々僕は牙を剥く。まぁ、そういう事だ。
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by lofibox | 2007-01-17 23:24 | ノーマルコラム
485号 「愛故に。」
 まずはこちらを見て欲しい。『魚が飼えるトイレ』である。

 いわゆる、『誰か止めるひとはいなかったのかシリーズ』だ。そんなシリーズがあるのかどうかは知らないが、まぁスムーズにノミネートされる事だろう。

 開発元のマーケティング部長によると、『トイレ』と『エンターテイメント・水質保全』が両立する製品なのだそうだが、以前のコラムにも書いたように、個人的にはうんこは心安らかに済ませたいものである。

 というより、もし魚に対する愛情が深まってしまった場合、そこでうんこをぶちまける事など果たして出来るのだろうか。それは見方によってはちょっとした『スカトロ』ではないのか。僕にはそっちの趣味はないので、魚への愛情はトイレから水槽を取り外す事で表現するしかないだろう。


 マーケティング部長は、「頭がおかしいんじゃないかと思う人もいるようですが、気に入っている人もいますよ。」とも言っている。もう一度言うが、これは趣味の問題なんだと思う。
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by lofibox | 2007-01-15 19:30 | ノーマルコラム
484号 「二十年目の五木のテープ」
 先日、『我が母、巻き寿司にわさび混入事件』のコラムで書いたように、年末年始は実家に帰省していた。で、今度は親父絡みの話。

 大晦日、家族で紅白を見ながらの団欒タイムに、ニヤニヤしながら親父がラジカセを持ってやってきた。なにやら面白いテープがあるので、みんなに聴いてもらいたいらしい。


 再生前の前口上によると、「仕事中に何か音楽でもかけよう」と思った親父が、ラジカセを職場に持ち込み、家中からかき集めたテープを順番に再生していて発見されたものだという。そのニヤけ顔からすると、どうやらそれは「恥ずかしい系のテープ」であり、視線の行き先からしてターゲットは僕のようだ。

 前口上を終えた親父が再生ボタンを押す。・・・あれ、これは祖父が大好きな五木ひろしのテープじゃないか。

 思わぬ五木の登場に喜ぶ祖父をよそに、わけがわからない家族。が、曲が2番にさしかかる頃、急に曲が途切れた。

 サーーーー、という録音待機のノイズ。そして聴こえてきたのは、5、6歳くらいの少年の声。と、これはどうやら僕の声だ。


 「○×ぱぴ○△○○ゅ× ○××○△ぽげげぃ×○ でぃ×○××△○△ うん、これでよしと」


 そしてテープは再び五木へ。○とか×にしているのは、ヒワイな言葉だったからではなく、単純に何を言っているのかさっぱり解らなかったからだ。強いて言うなら、比較的『ぱ行』が多かったか。

 親父は、「なにがしたいのかわからない」こととして笑っていたが、幼いとはいえこれは同じ僕の仕業である。僕の意図が僕には解る。これは祖父に対して仕掛けられたブービートラップなのだ。事実、思わぬ五木の登場に喜んでいた祖父の顔のこわばりは凄かった。二十年近く経って尚、抜群の効き目だ。


 ただ、悲しいかな、幼い僕はツメが甘い。停止ボタンを押す前に、「これでよしと」と、思わず満足感を言葉にしてしまっている。これでは、『誰かの仕業である』ということがバレてしまい、怪奇現象という切り口の楽しみが無くなってしまう。こういったイタズラは、ディテールが大切なのだ。


 とはいえ、趣向としてはいくらかとんちが効いており、我が事ながら褒めてやりたいところだ。この頃からあまり成長していないのではないか、という点はひとまず横に置いておき、来世にでも考えるとしよう。
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by lofibox | 2007-01-11 18:44 | ノーマルコラム
483号 「新たな一面」
 いつものように下痢をしながら、「気持ちよく送り出してやろう。」というセリフが頭に浮かんだ。


 この時、送り出しているのはもちろんアイツだ。しかしそうすると、僕が腹痛に襲われる頻度から考えてみるに、たぶん「えらく早いお帰りで。」という事になると思う。気持ちよく送り出しても、すぐ帰ってきてしまうというわけだ。

 ということは、だ。僕はこれまで、この弱い胃腸をダメなヤツだと思っていたけれど、居心地はなかなかいいらしいという事がわかる。これは新たな発見だ。


 どうでもいい話をもうひとつ付け加えるなら、この視点からすると便秘はさしずめ「ひきこもり」といったところだろう。
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by lofibox | 2007-01-10 23:59 | ノーマルコラム
482号 「嘘か誠か大袈裟か」
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 「誰かこのカレンダー使わないですか~?」

 入社1年目のS君が、声を張った。それはどこかのお得意先で貰ってきたと思われる卓上カレンダー。各日付のスペースが広めに取ってあり、予定なども書き込める実用的なカレンダーだ。

 しかし、反応がない。みんな電話の応対やらなにやらで忙しそう。

 (まあ、邪魔になることもないだろうし、貰っておこうかな)

 そう思った僕は、S君からカレンダーを受け取り、パソコンモニターの横に置いた。予想外の展開は翌日からだった。



 「うわっ、このカレンダー良いですねえ。使いやすそうですねえ」

 誰かが僕の後ろを通りがかるたびにこれだ。S君の話などまるで聞いちゃあいなかったみんなが、卓上カレンダーを手にとっては口々に言うようになった。現在僕はこれによる弊害に頭を悩ませている。


 手帳に全ての予定を書き込む僕にとって、この卓上カレンダーの用途は『曜日の確認』でしかない。しかし前述の通り、この卓上カレンダーの日付の欄は「さあ、予定を書き込みたまえ」と言わんばかりのスペースを確保している。それなのに何の予定も書かれていない。これじゃあ僕がろくすっぽ仕事をせず、サボっているみたいじゃないか。否定はしないが心外だ。憤慨だ。

 手に取って見られるたびにそれが気になるので、仕方なくほとぼりが冷めるまで仕事の予定だけは手帳とこの卓上カレンダーの両方に書くことにした。実に面倒くさい。こんなカレンダー貰うんじゃなかった。


 ……本当はそんなに言うほど面倒くさくなんかないし、むしろそんな後ろ向きな毎日が楽しいとも思っているのに、またこんな風に書き上げてしまったなあと思いつつ、僕は3連休を迎えます。
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by lofibox | 2007-01-05 20:25 | ノーマルコラム