生乾きの与太話をモゾモゾと書いてます。読んだアナタの口元が、「ふにゃ」と緩めばしてやったり。日常の隙間にご覧あれ。
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776号 「すべらないラーメン屋」
 会社の近所にある「お昼を食べに行く店候補」のなかに、僕らが「すべらないラーメン屋」と呼んでいるお店がある。


 「すべらないラーメン屋」とはどういうことか。それを説明する為には、まずラーメン屋のテーブルのことを思い浮かべてもらう必要がある。そして、「ラーメン屋のテーブルといえば、透明のビニールテーブルクロスがよく使われているぞ」というところまで、思考を到達させて欲しい。

 件のラーメン屋で使用しているそれも、見た目は別段変わりないビニールテーブルクロスなのだが、ひとつだけ異常な点がある。それは、尋常じゃないグリップ力だ。


 テーブルのグリップ力が尋常でない場合、どういうことが起こるかを考えてみて欲しい。ラーメンに限らず、ご飯屋さんで注文したものがテーブルに運ばれてきた時、食べるにはやや距離がある地点に置かれることがあるだろう。

 僕らがはじめてそのお店を訪れた日、同僚のOさんはそのグリップ力を知らなかったばかりに、テーブルの上のラーメンを自分の近くに引き寄せようとして、全てをぶちまけてしまった。あまりのグリップ力につんのめったラーメンの中身がOさんに襲い掛かる。ひらりと回避したOさんに火傷はなかったものの、あれが大惨事であったことは疑いようもない。


 それ以来僕らは、どれだけ手が熱くても丼を持ち上げて手元に持ってくるようにしている。道につんのめってころげてしまうのは、なにも人間ばかりじゃない。ラーメンもころげることがあるんだ。「すべらないラーメン屋」は、そういう教訓を売り物にしているのである。
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by lofibox | 2009-09-18 14:56 | ノーマルコラム
775号 「景気回復は消費拡大から」
 深夜2時。会社帰りでくたくたの僕は、家の近所のセブンイレブンに立ち寄った。まったく労働基準法はどうなってうんぬんかんぬん。

 晩御飯がまだだったので、さすがに腹が減っていたが、時間も時間なのでサンドイッチをひとつ、そしてお腹をいたわるピルクルを手にレジへ。

 会計を済ませたところで、入り口の自動ドアが開いた。ちらっと見やると、年のころは40代、上下黒のジャージに身を包み、サンダル履きでリーゼントという、キャラクターの枠をきっちり守ったやくざ風の男性がガニ股であらわれた。

 もう少し状況を補足しておくと、やくざ風の男性の向こうにはホステス風の女性も立っており、セブンイレブンの店員の方はおとなしめの中年男性がひとりである。


 「おぉい! コンドームはどこじゃい!!」

 やくざ風の男性がやくざ風に切りだした。低いダミ声で、みごとな自己キャラ設定であると言える。その迫力に動揺してしまったのか、店員のおとなしめな男性はちょっと見当違いな返答をしてしまった。

 「おひとはこでしょうか」

 場所を聞かれてそれに答えるでもなく、数を聞いてしまっている。また、箱に「お」の字を付けることもないだろう。しかし、やくざ風の男性はその見当違いな質問を受け入れて、そのまま次のアクションに入った。なかなか寛容であると言わざるを得ない。

 数を聞かれたやくざ風の男性は、効果音を付けるなら「ギン!」としたくなる鋭い眼光で、うしろに控えていたホステス風の女性を見やった。すると、ホステス風の女性は少し照れたような表情で、「ニコッ」と微笑んだ。かなりの美人である。そして、それに応えるようにやくざ風の男性も「ニヤッ」と微笑み返し、ぐるりと店員のおとなしめな男性の方に向きなおして言った。

 「おふたはこじゃい!」
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by lofibox | 2009-09-03 14:22 | ノーマルコラム